2008-06-01から1ヶ月間の記事一覧
景観のモデルは今考えています。結構面倒ですね。 さて、最近の経済を考えて見ましょう。サブプライムが問題で挙げられていますが、2点あると思います。一つは消費側で含み益(住宅の値上がり)で剰余資金ができたら消費に回したこと。これは信用担保による…
「縁側」の思想 アメリカ人建築家の京町屋への挑戦 ジェフリー・ムーサス著を読みました。若手でMIT出身の建築家で京都の町屋再生に取り組んでいらっしゃいます。視点が面白く、街づくり、景観、日本の文化への知見があります。つらつら書きますと、初めに、…
最近、ブログで美しい写真が多いが、例として手前に花が写り後ろがぼやけて立体感を出したものが多い。中望遠レンズで絞り開放に近いとり方である。これは風景を「切り取る」写真である。風景の中から面白いという対象に限り詳しく描写している。 私はその反…
公共財とエコについて考える。車は最近売れ行きが悪い。ガソリンも上がっている。むしろそれならば車を不便にしてはどうだろう。小道に車が速度を出せないように路面に出っ張り(ハンプやダンプ)を設けてはどうだろうか。道に細工をするのにお金がかかるの…
景観とは「公共財」なのか「私有財産の連坦」なのかが明確ではない。ここで景観が良い場合、経済的価値としては①「住む」住人の生活環境、②「訪れる」来訪者の誘致、③「認知」景観都市としての産業育成 が挙げられる。 評価として、①の住むはアンケートと統…
ダイエット。最近、体重が増加している。どうもお米が美味しいので食べてしまう。そのわりに体脂肪率は変わらない。しかしこのままいくとメタボ認定が間違いない。 ここで登場するのがとあるお店である。いつも若布そばと野菜の天ぷらを食べる。大変財布に優…
街の資産価値はいままで、新駅・新線の開通や道路整備などで高まってきたケースが多い。これらは、利益のみの享受で「ただ乗り」(Free Rider)であろう。または、総論は賛成だが、自分のところでは何もしたくはない。(NMBY;Not In My Backyard)しかし、…
景観の効用について引き続き考えている。まず、そこに住むコミュニティから考えよう。景観の統一は制限と追加投資がともなう。つまりは費用が発生する。これに対してリターンは将来的な景観が優れていくという価値の予測である。となると(景観破壊が大きな…